DFSP闘病で人生前向き❢

隆起性皮膚線維肉腫罹患から再起への選択

Vol.207 xunの健康まめ知識〜いまさらだけど〜六の巻


f:id:xun-dfsp:20191122101818j:image
xunの健康まめ知識、今回はメタボリックシンドロームについてのいまさらながらのお話です。

メタボリックシンドローム】って?

随分前から「メタボ」の略称で健康関連のメディアや国の保険機関などから声高に言われるようになりましたが、いったい何が基準で、どうなると身体に悪い影響が有るのかが深く知識として入ってない気がしてます。

そこのところを掻い摘んで書いてみたいと思います。

メタボリックシンドローム》の定義!

内蔵脂肪の蓄積で脂質異常症、高血圧、高血糖インスリン抵抗性が起こり、動脈硬化の為、心血管病のリスクが高い状態をいいます。このまま放っておくと「生活習慣病になりますよ!」って状態です。

《判断の基準》

ウェスト(腹周り)男性⇒85cm以上、女性⇒90cm以上がまずは判断基準です。

あとは生化学的検査で…

①血清脂質 トリグリセリド(中性脂肪)150㎎/dl以上、かつ・またはHDLコレステロール(善玉コレステロール)40㎎/dl以下

②空腹時血糖 110㎎/dl以上(12時間以上の空腹時に測定した血中グルコースいわゆるブドウ糖の量)

血圧 最高血圧 130㎜Hg以上

   最低血圧 85  ㎜Hg以上

4つの診断基準を危険因子と見た場合、因子が増せば増すほど心臓病のリスクが高まり、危険因子が0の時と比較したとき。最高で36倍にもなると注意啓蒙しています。

メタボリックシンドローム》対策

一にもニにもメタボリックシンドロームの対策は内臓脂肪を減らすことです。言い換えれば、肥満の解消が極めて有効なメタボリックシンドロームの対策と言えます。

「内臓脂肪を減らす食事と運動のポイント」

①一日三食きちんと食べる

②摂取エネルギーを減らす(無理なダイエットは駄目!)

③脂肪・糖質は摂りすぎない(スナック菓子等は要注意)

④野菜は350グラム取りましょう(野菜ジュース等でも補えます)

⑤良質のタンパク質を取る(肉・魚にこだわらず、かまぼこやソーセージでもとれます)

⑥タバコは止めましょう(百害有って一利無し)

⑦アルコールは1合程度に(ビール大1本)

⑧運動は一日30分程度(ウォーキング等)

メタボリックシンドローム予備軍と言われてる人口は40才〜74才の男性は2人に1人、女性は5人に1人にのぼります。

健康寿命を延ばす為にも、日ごろから気をつけての積み重ねが健康貯金になりますね!

次回のxunの健康まめ知識もお楽しみに(^^)v