DFSP闘病で人生前向き❢

隆起性皮膚線維肉腫罹患から再起への選択

Vol.208 38ヵ月手術痕経過報告と乳がん治療経過


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いつもご訪問ありがとうございます。

退院してからブログを立ち上げたので11月が丁度三年になります。廻りに励まされ、元気を貰いここまでやれました。本当に感謝しております。

定例の月一経過報告をさせて頂きます。

急激に寒さが強くなったり、また気温が上昇したりで困るのは困りますが、なんとか手術痕は保護・維持出来ております。

心なしかそれ以上?に移植の為に切り取った右腹横部の切り取り線が急速に綺麗になって来ました。

この部分は保湿のプロペトで保湿はしますが、その他は殆ど注意を向けては無いのだけど段々と切り取り線も薄くなって来ているので嬉しいです(^_^)

寒さが厳しくなれば、より一層手術部位周辺の感覚異常(痺れ)が強くなるので色々な保温方法を考えております。

xunの手術後経過はこれぐらい安定してはいますが、家人の乳がん治療の途中経過に少し異変が…

11/22、昨日が抗がん剤治療8回のうち4回が終わり次の抗がん剤ドセタキセル)を使用して残り4回になるはずだったのですが、本剤点滴治療の前にアレルギー反応抑制の薬剤を入れて…本剤注入直後からクシャミや喉の異変が出てきて即中止(ToT)

アレルギー反応抑制剤を入れても本剤に対するアレルギー反応が出てしまったようです。(ーー;)

薬剤注射直後で中止したので大事には至りませんでしたが、大幅な治療計画の変更を余儀なくされました。

残り4回を3週間おきに受ける予定が来週再度薬剤相談を受けた後、二週間空けてから毎週治療で12回の薬剤点滴…

薬剤は「ドセタキセル」から「パクリタキセル」に変更です。副作用等はどちらも変わりません(手足の痺れ・筋肉痛等、比較的後者の方が白血球の減少が少ない)が薬剤の効果的な使い方が違うらしい…

本人曰く、「3週間で一回でも点滴の針を刺すのが痛いのに毎週一回で三ヶ月に伸びるのは凹むなぁ…」(~_~;) ですよねぇ!

ドセタキセル」に代わるほかの薬剤には前と同じく「3週間に一度で良い薬剤「ナブパクリタキセル」が有るのですが、血液製剤アルブミン)を含むものなのでリスクが無いとは言えず積極的に勧められ無い」と言う事で「パクリタキセル」を勧められられました。お勧めじゃない方が薬価も高いし…

仕事の関係も有り、毎週は少し無理が掛かりますが、こればかりはなんとか周りが支えていくしか無いです。

救いは、前の抗がん剤のような怠さ・吐き気が無いので、前のように3日間寝てる状況にはならないで済む事です(=_=)

気分的に「道半ばで道遠し!」な感じです…

来年の春迄は気を抜けませんです。ハイ(-.-)

ドセタキセル・パクリタキセル

構造中にタキサン環を有する、タキサン系と呼ばれる薬剤、ドセタキセルとパクリタキセルは、ヨーロッパイチイの針葉抽出物から半合成された製剤。
これらは水に溶けにくい性質を持っているため、無水エタノール(アルコール)を含んだ液体に溶かして治療に使用。
ドセタキセルはアルコールを使用せずに溶かす方法もあるので、アルコール過敏の方も使用できます。パクリタキセルはアルコール過敏の方には使用できない。