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隆起性皮膚線維肉腫罹患から再起への選択

Vol.367 ひさびさの…まめ知識


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ご訪問ありがとう御座いますm(_ _;)m

関西地域はサクラ満開で何処も賑わっております。

今週末が見頃の最後のようです

xunはその喧騒をよそ目にいそいそ粛々過ごしております。

時折フォロアーの方から「健康まめ知識」の追加はありませんか?とお尋ねが有りましたので久々にお届けしたいと思います。

今回のまめ知識は日常生活で必要に迫られて使う『お薬』の知識です


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【痛み止めの内蔵負担】

カロナールロキソニンの内蔵にかかる負担について

カロナールロキソニンは、両方とも痛み止めの薬ですが、異なる成分を含んでいます。

カロナールは、アセトアミノフェンと呼ばれる成分を含んでいます。この成分は、炎症を抑える効果はありませんが、痛みや熱を和らげる効果があります。一般的には、比較的軽度な痛みや発熱に対して使用されます。

ロキソニンは、ロキソプロフェンと呼ばれる成分を含んでいます。この成分は、炎症を抑える効果があり、痛みや発熱を和らげる効果もあります。カロナールよりも強力な効果があるため、比較的強い痛みや炎症に対して使用されます。

ただし、どちらの薬にも内蔵にかかる負担がある可能性があります。カロナールは、肝臓に負担をかけることがあるため、長期間の大量摂取やアルコールとの併用は避けるべきです。ロキソニンは、胃腸に負担をかけることがあるため、胃腸の弱い人や胃腸の病気を患っている人は使用に注意が必要です。また、どちらの薬にも副作用があり、医師の指示に従って正しい用法・用量を守ることが重要です。

痛みや炎症に対して適切な薬剤を選択するためには、医師の診断と指示に従うことが重要です。また、薬剤師に相談することも有効な方法です。

ロキソニンの服用について腎臓にかかる負担》

ロキソニンには、腎臓に負担をかける可能性があるとされています。ロキソニンは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一種であり、NSAIDsは一般的に、腎臓に負担をかけることが知られています。

具体的には、NSAIDsは、腎臓の血流を減少させることにより、腎臓の機能低下を引き起こす可能性があります。また、NSAIDsを長期間使用した場合には、腎臓に損傷を引き起こすことがあるとされています。

したがって、ロキソニンの使用には注意が必要です。特に、高齢者や腎臓の機能が低下している人、脱水症状を引き起こしやすい人は、腎臓の負担を避けるために、ロキソニンを使用する際には医師の指示に従い、適切な用量や使用期間を守るようにしましょう。また、ロキソニンを服用する前には、医師や薬剤師に相談することも大切です。

[その他の痛み止め]

足が痛いとか腰が痛いと言う場合は 飲み薬よりインドメタシン配合の塗り薬やフェルビナク配合の薬のほうが良いのか?

足が痛いや腰が痛いという症状に対して、飲み薬と塗り薬のどちらが良いかは、その症状の原因や程度によって異なります。一般的に、痛みの原因が炎症による場合は、塗り薬の方が効果が高いとされています。一方、痛みの原因が筋肉や関節の損傷や変形による場合は、飲み薬の方が効果が高い場合があります。

具体的に、インドメタシン配合の塗り薬は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一種であり、痛みや炎症を和らげる効果があります。この塗り薬は、局所的に作用するため、消化器系や腎臓への負担が少なく、副作用も比較的少ないとされています。足の痛みや腰の痛みが、炎症が原因である場合には、インドメタシン配合の塗り薬が適している場合があります。

一方、フェルビナク配合の薬は、関節リウマチや変形性関節症の痛みに対して効果があるとされています。この薬は、飲み薬の形で使用され、痛みの原因が変形や損傷による場合には、飲み薬の方が効果的である場合があります。

ただし、個人差があり、症状によって適切な薬剤は異なるため、医師の診断と指示に従うことが大切です。また、薬剤師や医師に相談することも重要です。


【ジクロフェナクナトリウムの内蔵負担について】

ジクロフェナクナトリウムは、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の一種であり、疼痛や発熱の緩和、炎症の抑制に使用されます。しかし、長期間にわたる使用や高用量の場合、消化器系や腎臓などの内臓に負担をかける可能性があります。

消化器系への負担としては、胃粘膜の損傷や出血、胃炎、胃潰瘍などが報告されています。また、腎臓にも負担をかけることがあり、腎機能の低下や尿中にタンパク質が出現することがあります。

そのため、ジクロフェナクナトリウムを使用する際には、使用量や使用期間を適切に調整し、消化器系や腎臓の状態に注意を払うことが重要です。また、既に消化器系や腎臓に問題がある場合には、医師の指示に従い、使用を控える必要があります。

如何だったでしょうか?

身体の痛みは辛いものです。1秒でも速くその痛みを消したいと思うのが人情ですが、長期に渡る服用が他の部分の健康を害することもきちんと理解して適切な服用を心がけたいものです。

また周辺医療に携わって居られる方は、クライアントさんの服用履歴を聞いておくのも必要な事だと思います。